Antennaのかたまり

平安時代が舞台の恋愛小説を連載しています。また、2度経験した就活の記録も載せています。世の就活生の助けになれば。ほか、短編や日々の雑記、読書録なども書いてます。

お品書き
いらっしゃいませ。管理人・紫藤 ゆとりの書いた小説と、
理系大学院生な日々や読書録を掲載しています。

小説もくじはこちら。どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

四季恋草紙 春の巻 拾参

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十一 / 十二


 めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬまに
 雲隠れにし 夜半の月かな


 考えたことが、ないわけではなかった。
 たとえば、実母やその親戚たちが生きていて、義母や義姉からきちんと守られていたら。養われている妾腹、という負い目を一切持たずにただの「権中納言家の中君*1」として暮らしていたら。
 今頃は、あちこちの公達からとどく恋文や縁談に、一喜一憂したりしていたのだろうか。一夜限りの幻のような恋も、老いて死ぬまで続いて欲しいと願う愛も、心から楽しむ気持ちがあったのだろうか。

四季恋草紙 春の巻 拾参

 

たのしいびょういん

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こんばんは。
1日夜は帰宅したのが結局11時で、「どうでしょうclassic」を見ながら遅い晩ごはんを食べたら
もう寝るしかない、時間でした。
昨日は図書館で(よせばいいのに)5冊も本を借りて、速攻で坂木司を読んで午前3時就寝。

こんどこそ、「四季恋草紙」十三話をお届けします。
(予約投稿状態になってます。あと数十分お待ちを!)

今朝なぜか右手が痛くて(原因不明)、整形外科に行ったら
おじいちゃんの先生にあれこれと話しかけられました。

先生「学生さん?それともお仕事してる?」
紫藤「あ、学生です」
先生「○○大?(←近所の大学)」
紫藤「そうですけど」

先生「あ、じゃあ後輩だ」

聞いてねぇよ。

先生「理学部にいたんだけど、そこから××大の医学部に行ってねぇ。あなたは学部どこ?」
紫藤「あ、工学部です」

いや、あの、大学名とか所属学科とかじゃなく
痛めた右手の症状を訊いてください。


このお医者さん、元来話好きな雰囲気がしますが(気さくでいい方でした)
現役の後輩と話せたのが大層嬉しかったらしいのです。
某N賞をお取りになったK先生が恩師だったとか、いろいろ話してくれました。(診療に戻ってほしい)

雑談9割の診療ののち、念のためということでレントゲンを撮って戻ると
わざわざ写真を画面で拡大してくださいました。

先生「これが橈(とう)骨、radius。で、こっちが尺骨、ulma。それから…(長いので以下略)」
紫藤「はぁ……」

ミニ解剖学講義の時間だよ!
おじいちゃん先生、すっごくイキイキしてました。
なんかもう、笑うしかない紫藤。


先生「ああ、そうだった。医学生じゃないから、これ以上は難しいなぁ」
すいません、最初から無理です。
延々5分近くは骨について語ってくださった末に、
先生「で、何かってつまり『骨に異常なし』ということなんだけどね」

最初にそれを言ってください。

お医者さんという人種には、いろんな「変わった人」がいます。が、
今日のおじいちゃんはアタリな方かも。なんか笑えました。
個人的に、病院はわりと好きなスポットだったりします。

 

梅雨こそ読書

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先日ダヴィンチを立ち読みしたら、
土日のべ50時間(金曜夜込み)で10冊以上本を読む、という企画が載っていました。
50時間には睡眠、食事、休憩なども含まれていて
まさに、寝食を忘れて読書する状況。羨ましすぎませんか?!

そんな紫藤。最近、実験の合間に
用事がてら散歩がてら図書館に通っています。
平日読むのはお昼休みのみ(下手すると徹夜覚悟で読みますからね)というマイルールを設けて、
1日〜2日で1冊のペースで読み進めています。


徒歩圏内に図書館があると気づいたの、在学期間が残り9ヶ月になってからなんですけどね!
…もっと早く気づけばよかった。(爆)修論が本格的に忙しくなる前に、いろいろ読んでおきます


あ、四季恋草紙のめどが立ちました!帰宅して気力が残っていたら、日付が変わる頃に続きをアップします。取り急ぎ、ケータイより投稿。

 

ごじゅうよんまんえん

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たとえ、財布の中身がピンチでも
店頭に並んでいたら「買っちゃえ!」になる作家さん
みなさまにはおありでしょうか。小野主上などがそれにあたります、紫藤です。

ええ、買ってしまいました…orz
伊坂幸太郎 「終末のフール」未読。
化粧品買って、iPodにつけてたイヤホンが断線したので新しいのを買って、
Suicaチャージしたら手持ち残額が3ケタでしたのに。

いまの紫藤の手持ち残額はなんと15円です。うはー。

紫藤の私生活の金銭感覚は至って庶民(それも学生仕様)ですが
研究室にいると、ときおり金銭感覚がマヒします。

先日、事件がありました

海外からいらした研究員の方が購入した試薬、
5グラム入り2瓶でなんと54万円也。

高っ。

数グラムに7万円する試薬を使うことはたまになくもないですが
54万円って、ひとケタ違うし!!
しかも「どうしても必要」というわけでないから一層切ない。

上司が研究員の方を問い詰めたところ、
「ネットに掲載されていた、ひと瓶1200ドルの試薬を注文した」んだそうでした。
なるほど、ざっと日本円に換算すれば12万円。
まだ、それならばわからなくもない……わけないじゃん。

ひと瓶27万円って2倍以上に膨れ上がってますけど。

普段ワタシたちは試薬を注文するとき
商社というか代理店というか、そんな感じの会社にお願いして取り寄せてもらっています。
ところが今回はどうやらこんな感じの流れだったらしいのです。

研究員さんが 代理店に注文 「海外のサイトに載ってるこの試薬がほしい」
     ↓
代理店さんが海外の試薬会社に注文 「このクスリをおくれ」
     ↓
試薬会社 「わかりました送ります」
     ↓
試薬 が 代理店 に とどいた!
     ↓
「ほい、おまえさんのさがしているなぞのくすりとはこれじゃな」
試薬 が 研究室 に とどいた!

ちょ、この試薬、
空輸されてませんか?!

高いわけだよ。
ちなみに、試薬が「どうしても国内にない」というときは、
船便で1か月ほどかけて送ってもらうことがほとんどです。(または諦める)

それを倍額以上かけて空輸、かぁ……
研究員の方も意図しない事故(?)だったようですが

この差額しめて30万円があるんなら、
試薬じゃなくむしろ紫藤を空輸してください。
実験放り出して、海外に喜んで遊びに行きますから。

個人輸入って、大変なんですねぇ。
お取り寄せ好きの方はどうぞお気をつけて(笑)

 

万城目 学 「鹿男あをによし」

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「のだめ」の直後に玉木宏が出演したドラマ…ということですが、
評判はあまり良くないと聞いていました。原作を読んで、実感。

なるほど、もともとドラマには向かない。でも楽しい。

この本の「ファンタジーさ」を理解するには、上代の歴史雑学と
「古事記」あたりの知識が要る。どちらも、私の大好物(?)である。

日本古来の神話には、神様の使いとして動物がよく登場します。
こやつらは、人間以上に人間臭い。こやつらを従える神様方もまた然り。
その様が、親しみが持てて私はとても好き。
このお話では、人間のほうが動物に(鹿とか狐とか鼠とか)振り回されて
おろおろしていますが(笑)。

持てる力を鹿・狐・鼠に均等に分けたヒメミコの強かさも好ましいと思う。
万能な力なんて存在しない。この側面もまた、日本神話の思想で好きなところ。

終わり方もとても爽やかで良かったし、
これだけ好物を散りばめられては、ほんとにもう、参りました。

 

平安時代が舞台の恋愛小説を連載しています。また、2度経験した就活の記録も載せています。世の就活生の助けになれば。ほか、短編や日々の雑記、読書録なども書いてます。

プロフィール

紫藤ゆとり

Author:紫藤ゆとり
モノカキのはしくれとなって、はや?年。
まだまだ精進あるのみ。。。
ブランクはありつつも、なぜか書くことをやめられない。
友には「文学部スペック」と言われますが、
なぜか理系の女子、大学院の修士課程やってます。


好きな作家は 恩田陸、加納朋子、伊坂幸太郎、本多孝好、小野不由美などなど多数。

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